物事が思うように進まなくなるのは「転換期」のサインなのかも

エッセイ
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物事がそれまでのように上手く進まなくなるタイミングってのがある。でもそれって実は、“転換期”が訪れている瞬間な気がする。で、その転換期に気づけて、どんな道を選択するかで、その先の人生が決まっていく。

 

思えば10年前。2011年から僕は音楽活動だけでご飯を食べるようになった。でも、その”きっかけ”って、それまで上手く行ってた物事が思うように進まなくなったこと。つまり、それが転換期のサイン。

 

当時、CDを発売するなど、やっとこ音楽活動を本格化させ始めてた頃。とはいえ、それまで続けていた飲食店でのアルバイトもしながらの生活だった。

 

しかし、バイト先の経営状態が思わしくなく、アルバイト従業員の時給が一律カットになったり、シフトにもそれまでと同じようには入れなくなったりと、それまで通りにはいかなくなったタイミングだった。

 

そこで、僕が選んだ選択肢が、”音楽一本で勝負してみよう”というもの。

 

4年ちょっと働いた飲食店だったが、有給休暇を一度も使ったことがなく、有給消化で1か月の生活分くらいはなんとかなるかな?という計算もあった。

 

余談になるけど…

 

実はこの有給休暇を取得する際に、会社側と、ひと悶着あって…(笑)

 

有給休暇を使わせない、まぁいわゆる”真っ黒”な会社で(笑)、申請しても「有給休暇はない」という返答。そこの会社で働く前にも飲食店で働いていたことがあり、有給休暇の存在を知っていた僕。

 

わかりました。では、労働基準監督署で有給の有無を確認してみます。

 

の一言で(若気の至りで、もっと違う語調だったかもだけど(笑))、慌てて本部から部長が出てきて、

 

“いや~坂本君は法律に詳しいみたいだね。だから今回は有給を出すけど、4年も会社にお世話になったんだから”半分でいいです”みたいな気持ちはないの?”

 

という、どこまでもクズな会社だった(笑)。まぁ、今となっては、これ以上、何も言いますまい。(苦笑)

 

話がそれたけど、つまり、バイト先の経営不振という、それまで通りに物事が進まなくなったことがきっかけとなり、音楽活動一本でご飯を食べるという選択を選んで、今がある。

 

ピンチに思えることって「転換期」のサイン。実は、見る視点を変えてみるとチャンスだったりすることがある。

 

サインに気づいた時、それまでと同じ道を選択するのか、それとも、新たな道を選択するのか、どんな選択肢を選ぶかが、その先の人生に繋がる。人生は常に選択の連続。

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