先日のことになりますが、千葉県南房総市にある「網元の宿 ろくや」さんという宿に行ってきた話。
こちらの「網元の宿 ろくや」さん。
ネットでの口コミ評価がすこぶる高い宿。中でも、「食」の評価がぐんを抜いているので、食いしん坊としては放っておくことも出来ず、一度出掛けてみることに(笑)。
結論、良い宿でした!
建物自体は海に面してる訳ではなく、一見、住宅街の中にある宿。
館内にアミューズメント施設などはなく、部屋と、風呂(全て貸し切り風呂)と、食事会場(半個室)のみのシンプルな作り。でも、綺麗に行き届いてシンプル・イズ・ベストな感じ。(写真こそないですが…(笑))
何より、お目当ての食事。これが口コミ通り美味かった!食事が気になって出掛けてるので、これが何より。
「網元の宿 ろくや」夕食の献立
夕食は、懐石コース風になっていて、先付からデザートまで全9品。(宿泊プランによって若干品数は変わるのかも)
(一品目:先付)
- 南瓜揚げ万頭 蟹銀案 松茸 青味
- 汲み上げ湯葉 菊花餡掛け 海老 青味 山葵
(二品目:主菜)
- 地魚大漁船盛
この船盛の刺身たちは、ほんとレベルが高くて、あっという間に船が空っぽになりました(笑)。
ちなみに、「伊勢エビ刺し」もつくプランだったけど、伊勢エビは”小ぶり”だったので、次もし、また行くとしたら、伊勢エビは無しのプランでもいいかな(笑)。
(三品目:台の物)
- 鮑踊り焼き
この鮑は、「鮑、伊勢エビ付きプラン」で増えた一品。鮑、当たり前だけど、普通に美味かったです(笑)。
(四品目:凌ぎ)
- 穴子一本握り 酢取り茗荷
この穴子、”ふっくらふわふわ”で、ほんと美味しかったです。
(五品目:焼八寸)
- 姫栄螺旨煮
- 和風牛タンシチュー
- 秋の地野菜白和え
- あわび茸ソテー 蕪旨煮
- 地魚柚庵焼き
牛タンシチューは、肉がほんと柔らかく煮込まれてて、ほんと美味。
(六品目:鉢肴)
- 本日のおすすめ
「焼魚」か、「煮魚」か選べるんですが、選んだのは「煮魚」。以前、ブログでも書きましたが、下田で食べた「金目鯛の煮つけ」を食べてから、煮魚が僕の中で密かなブームとなってます(笑)。
ちなみに、この日の煮魚は、「マグロの兜煮」。こちらも良いお味でした。
(七品目:煮物替り)
- 丸六石焼鍋
こちらは、味噌汁替りのアラ汁でした。熱した石を入れて温めるスタイル。秋田の郷土料理に、同じように焼石を入れて食べる鍋があったのを思い出しました。
(八品目:御飯)
写真を撮り忘れて、画像はないですが(笑)、美味しかった気がしてます(笑)。この頃はお酒も入って(地酒を頂きました)、少し気持ちよくなってた頃(笑)。
(九品目:デザート)
- パティシエ特製デザート
デザートの際に、ちょっとしたサプライズをスタッフさんがしてくれたのですが、そういうちょっとした心配りが出来るのも、口コミ評価が高い部分なんだろうなと感心させられました。
ちなみに、食事の献立は、おそらく月替わりなんだろうなと思います。毎月行っても、楽しめるってことですね(^^)
開放感がある、貸し切り風呂
夕食後、貸し切り風呂で入浴したんですが、”半露天”とでもいうんですかね?開放感のある、とても綺麗なお風呂でした。(こちらも画像はないので、宿のホームページにて…(笑))
周りは住宅街なんで(笑)、外から見えない(外の景色も見えないですが)ように、塀(??)で囲われてます。それでも、外気を感じながらの入浴は開放感があって気持ちいい~。
余談ですが、脱衣場も清掃がしっかり行き届いているので、ドライヤーを使って髪を乾かす際、”抜け毛をそのままにしておいてはいけない”と、しっかり自分で拾ってゴミ箱へ(笑)。
”綺麗に使ってください”と言われなくても、ちゃんと綺麗にしてあると、汚してしまうのが申し訳なくなりますよね。”なるほどな”と思いました。
彩りの美しい朝食の献立
翌朝の朝食も、見た目に美しく、ボリューム満点の献立。
ご飯はお替り自由。おかずの干物は、夕食時に何種類かある中から何が良いか聞かれました。僕は「鯖」をチョイス。そして、茶碗蒸しデカいです(笑)。味噌汁には、夕食の時の「伊勢エビ」が入っていて、磯の香りのする美味しい味噌汁に。
それにしても、このボリューム。しっかりお替りいただいて、朝から満腹、満足。
家ではそんなに朝からガッツリ食べる訳ではないんですけどね~。旅行先では、なぜだか普段の倍は食べられる(笑)。
一泊2食付きの「網元の宿 ろくや」さん。美味しい食事をメインに、開放感のあるお風呂に入って、時間をゆったりと使って心と体を休めさせる。そんな宿。良い時間を頂きました。
とにかく、船盛の刺身が美味かった!そんな感じです。良い時間をありがとうございました~!