という質問を頂くことがあります。これに関して、僕は断然、作詞の方が大変。作曲だけなら、1曲15分~30分もあれば、簡単なメロディーを作ることが出来ます。
“作曲って、なんか難しそう”ってみんな思いがちだけど、実は決して難しくはないんです。Aメロ、Bメロ、サビと、別々に作って、繋ぎ合わせればいいだけ。
そして、曲って、大概、前のメロディーに引っ張られて次のメロディーが出てくるものなので、頭のメロディーが決まってしまえば、あとは流れるように出てくるものだったりします。
坂本の作曲方法
ちなみに僕は、譜面を書けないし、読めもしないです。じゃあ、どうやって曲を作るのか?
- ボイスレコーダーで鼻歌を録音 ⇒ ギターでコードを付ける。
- 鍵盤に向かい左手で和音を引いてイメージを膨らませ、右手で適当に単音を弾くか、鼻歌を録音。⇒ ギターでコードを付ける。
主にこの2つのどちらかの方法で作曲をすることが多いです。
②ギターで簡単にコードを付ける
③弾き語りでデモ音源を作る
④デモ音源をアレンジャーに送って編曲してもらう
これらが一連の流れ。
作詞で大変なのは「テーマ」決め
作曲よりも、歌詞の方が僕は大変。その理由というのが「テーマ」決め。
“何について書くか”というのを決めるのが何よりも大変。これはまぁ、作詞だけに関わらず、作曲でもそうなんですが。逆に言うと、僕の場合、このテーマが決まってしまえば、わりとすんなり作詞も、作曲も進んだりします。
ちなみに、最近で言えば、「星に願いを」という曲。
この曲は、J:COMで放送のアニメ「アストロロジー~おかしな12星座占い~」のエンディングソングとして書きおろした曲。
お話を頂いた時点で、締め切りまで1週間(笑)。でも、アニメの内容が”12星座占い”ということで、「星」をテーマに曲を書くということが決まったので、1時間程度で作詞、作曲も仕上がった曲。(1分という制約もあったので、わりとすんなりと)
作詞については、とりあえず、僕の場合、まず言葉をたくさん書き出します。そして、あとは、パズルのように並べ替えたり、曲に合わせて文字数を合わせたり、違う言葉で言い換えてみたりといった作業の連続。
こうして今書いているブログもそうだったりするんですが、やっぱり、言葉や文字を書くっというのは、なかなかに骨が折れる作業ではあります。集中力こそが必須能力かも(笑)。
作詞、作曲、どちらが大変か?というと僕の場合、作詞の方が大変。でも、何より、本当に一番大変なのは、“作ろう!”と思う、気持ち作りだったりするかもです(笑)。