先日、12/18(土)に、立川市のカフェ『暖談』さんにご協力を頂き、久々に箱でのライブを行わせて頂いたわけですが…
そのライブに初めて参戦し、その後の路上ライブにも足を運んでくださった方々が、
“路上ライブとはまた違って、箱ライブは箱ライブの良さがありますね!とっても楽しかったです!“
と、口々に言ってくれたのは嬉しい限りです。
“ライブなんて、「路上」も「箱」も同じじゃないの?”
と思う人もいるかも知れませんが、いやいや、全然違うんですね、これが(笑)。
坂本の「路上ライブ」と、「箱ライブ」。ここが違う
坂本の「路上ライブ」と「箱ライブ」のわかりやすい違いは、
- 路上ライブ → MC少なめ。というかほぼ無し(笑)。
- 箱ライブ → MC多め。というか、よく喋る(笑)。
この違いが、まずめちゃくちゃ大きいかと(笑)。喋りを楽しみに来る人がいたり、歌は褒めないけど、喋りを褒めて帰る人もいたり、いなかったり…(笑)
「路上ライブ」は、“歌うこと”や、“新たな出逢い”が大きな目的
路上ライブに関しては、PRだったりの意味合いが、僕の中では強いので、“新たな出逢いのため”に歌ってる部分が大きかったりするんですね。
コロナ禍で屋内で歌える場所が無い中、密になる可能性も少ないということで、誰も聴かなくていいから外で歌ってたっていうのもあるんですが。歌いたいから歌ってる。そんな感じ。
でも、最近では、“いつ歌うか”の情報を告知するようにし始めて、楽しみに足を運んでくれる人も徐々に出て来てくれ、それはホントにありがたいことだなと思う日々だったりもします。
やっぱりね、楽しみにしてくれる人がいるというのは、素直に嬉しいもんです。
「箱ライブ」は、来てくれる人に”楽しかった”と喜んでもらうことが目的
「箱ライブ」は、チケットを買って、楽しみに足を運んでくれる人たちが集まるライブ。当然、責任が発生する訳です。
“どうしたら楽しんでもらえるだろう?どうやって盛り上げよう?”
ということを考え、内容やセットリストを考えて本番に臨みます。
また、例えばホールでのワンマンなどでは、バンドのメンバーに入ってもらったりもします。
なので、登場の仕方や、曲間のタイミングなど、間延びしてしまわないように、細かいところも考えたり、打ち合わせしたりしますし、音響さんや照明さんとも細かく打ち合わせも。
路上では割と何も考えずに、歌いたい歌を、歌いたい時に歌ってますが、箱では“飽きずに、最後まで楽しんでもらうためにどうしたらいいだろう?”というのを最優先で考えて取り組んでます。
結果、僕の場合、“MCが豊富になる”という、謎な結果になったりするんですが…(笑)。サービス精神(笑)。
なので、“箱ライブ、とっても楽しかったです!”というのは、すごく嬉しい褒め言葉なんですね。そして、次は更に楽しんでもらえるように、もっと頑張らないと!って思わせていただける言葉だったりします。
箱のサイズは関係ない
ホールでのライブに参加してくれた方の中には
”またホールでやる時には、参加させてもらいますね!”
と言ってもらえる人がいたりします。これはこれで本当にありがたいこと。
ただ、箱のサイズは正直関係ないと僕自身は思っていて。
ホールの良さはもちろんあると思うんです。照明が作り出す世界観、大迫力の音響やバンドでの演奏、会場に集まってくれたお客さんが作り出してくれる熱量だったりと。いわゆる”非日常感”。
でも、カフェなどの箱でのライブも、個人的に好きだったりします。
集まってくれたお客さんと近い距離で、会話をしながら弾き語るライブ。弾き語りだからできる、即興でのリクエスト対応などもあったりするんですよね。
“それなら路上でも出来るんじゃないの?”
と思うかも知れませんが、それが全然別物で。
箱に集まってくれてる人は、聴きに来てくれてる人、楽しみにしてくれてる人ばかりしかいない環境なんですよね。だからこそ一体感が生まれる。その違いってめちゃくちゃ大きいなと。
それぞれに、それぞれの良さがある。これはもちろん、「箱ライブ」だけではなく、「路上ライブ」も含めて。
一つとして同じものが無いから、どれも良さがある。それこそがライブなのかなと。
結論。坂本の『箱ライブ』と『路上ライブ』って、何がどう違うの?については、“取り組み方が違いますよ”という感じです。
路上ライブは、割と自由に。箱ライブは、責任を持って。結果、MCの量が違ってきます(笑)。そんな感じ(笑)。
お後がよろしいようで~~。